三菱ロジスネクストは5月9日、三井不動産主導による新たな物流コンサルティングプラットフォームである「MFLP&LOGI Solution」にパートナー企業として参画すると発表した。
「MFLP&LOGI Solution」とは、三井不動産グループが2023年4月からサービスの提供を開始した物流に関するさまざまな課題に悩む顧客に対し、ハード(物件・設備)とソフト(三井不動産の知見、総合物流コンサル会社であるMFロジソリューションズ(MFLS)のノウハウ、パートナー企業とのネットワークなど)の両面で、最適なソリューションの提案からその先の物流戦略策定まで全面的にサポートするサービス。
三菱ロジスネクストは、三井不動産グループによるこのサービスにおいて、ソリューションネットワークを構成する約50社のサポート企業の 1 社として、そのサービスの1つである「庫内効率化」のソリューションに参画。
具体的な取り組みでは、三井不動産ロジスティクスパーク船橋(千葉県船橋市)内の体験型ショールーム「MFLP ICT LABO 2.0」において、各種自動化・省人化ソリューションの最先端技術としてレーザー誘導方式無人フォークリフト(レーザーAGF)「PLATTER Auto(1.5 トン積)」を納入した。このレーザーAGF は、レーザースキャナで反射板をスキャンし車両の現在地を認識しながら走行するため、磁気棒の埋設工事が不要で、賃貸倉庫など大掛かりな設備工事が困難な現場でも柔軟にレイアウトを設定することが可能。
AGFの最先端技術と豊富な実績を持つ三菱ロジスネクストは、今回のパートナー事業としての参画も含め、倉庫内搬送の自動化・省人化を検討する顧客に向け、最適な保管と搬送を実現する無人化ソリューションを提案していく。
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