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リンコー/3月期の売上高5.9%増、営業利益68.2%増

2023年05月11日/決算

リンコーコーポレーションが5月12日に発表した2023年3月期決算によると、売上高134億4200万円(5.9%増)、営業利益2億800万円(68.2%増)、経常利益4億2800万円(13.8%増)、親会社に帰属する当期純利益6億8300万円(50.1%増)となった。

同社運輸部門と運輸系子会社を合わせた同部門の当連結会計年度の貨物取扱数量は、当期初めに発生した上海ロックダウンによって海上コンテナの輸送に影響が出たが、その後は一般貨物を含めて堅調に推移し、580万9000トン(前連結会計年度比3.8%の増加)となった。

また、フォワーディング事業の強化と荷役料金の見直しなどにより、セグメント売上高は103億6100万円(前連結会計年度比3.1%の増収)となった。一方、経費面では、労務コストの低減に努めたが、物価上昇の影響などにより下払費や動力燃料費などが増加した結果、セグメント利益は、1億1000万円(前連結会計年度比8.7%の減益)となった。

なお、前連結会計年度において運輸部門に属していた新光港運及び丸肥運送倉庫については、2022年4月1日付で丸肥運送倉庫を存続会社、新光港運を消滅会社とした吸収合併を行い、名称をリンコー港運倉庫に変更している。

次期は、売上高134億円(0.3%減)、営業利益2億5000万円(19.6%増)、経常利益3億4000万円(20.6%減)、親会社に帰属する当期純利益3億5000万円(48.8%減)を見込んでいる。

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