センコン物流が5月15日に発表した2023年3月期決算によると、売上高162億4900万円(前年同期比2.9%減)、営業利益7億3900万円(9.4%減)、経常利益8億200万円(1.4%減)、親会社に帰属する当期純利益5億2200万円(6.6%増)となった。
運送事業の売上高は、中国のゼロコロナ政策によって海上コンテナ貨物の取扱いや自動車関連貨物等の輸送量が減少し、49億4500万円(4.8%減)となった。利益面では、減収の影響に加え、燃料価格の高止まりや輸送車両のメンテナンス費用の増加により、1800万円の営業損失(前年同期は2400万円の損失)となった。
倉庫事業の売上高は、化学・石油ゴム製品と建設関連貨物等の受注高が増加したことなどにより、38億8800万円(2.7%増)となった。営業利益は、電気料金の値上がりなどにより、9億3800万円(2.8%減)となった。
次期は、売上高168億円(3.4%増)、営業利益6億7000万円(9.3%減)、経常利益6億6000万円(17.7%減)、親会社に帰属する当期純利益4億4000万円(15.7%減)を見込んでいる。
センコン物流 決算/4~6月の売上高12.8%増、営業利益62.5%増