四国経済産業局は5月18日、緊急時のエネルギー供給体制の強化を図るため、香川県坂出市のコスモ石油坂出物流基地において、同社及び陸上自衛隊と連携して「燃料充填訓練」を5月24日に実施すると発表した。
南海トラフ地震及び津波の発生により、太平洋側にある主要石油基地が機能停止し、沿岸部のSSも被害を受け稼働が困難、道路啓開や港湾啓開にも時間を要するとの想定の下、訓練を行う。
自衛隊車両に瀬戸内側にある主要石油基地(コスモ石油坂出物流基地)から燃料を充填し、太平洋沿岸部の被災地まで燃料を運送し、被災地にある病院、災害対策本部、避難所などの重要インフラに燃料を供給するための訓練を実施する。
このうち、今回は燃料充填訓練を実施し、緊急時の円滑な燃料充填の手順を確立することを目標としている。
訓練参加機関は、コスモ石油 坂出物流基地、陸上自衛隊 第14旅団、四国経済産業局。