コスモエネルギーホールディングスは3月7日、大阪府堺市のコスモ石油堺製油所内に、国産SAF(持続可能な航空燃料)を製造する大規模な設備が竣工したと発表した。
コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナルの3社が設立した合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイアスカイエナジー)が、廃食用油を原料に製造、供給事業を行うための製造設備。
2024年12月に完工し、2025年4月頃からの供給を予定している。
サファイアスカイエナジーは2022年11月設立。3社が共同でSAFのサプライチェーンを構築しようと、量産に向けた事業化の検討を進めていた。
年間約3万キロリットルのSAFを航空会社へ供給することを目指している。
供給するSAFは、国際的な持続可能性認証である「ISCC CORSIA」を取得済み。
また、この事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択された助成事業となっている。
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