LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





コスモ石油/国産SAFの大規模製造設備が竣工、大阪府堺市の製油所で

2025年03月07日/IT・機器

コスモエネルギーホールディングスは3月7日、大阪府堺市のコスモ石油堺製油所内に、国産SAF(持続可能な航空燃料)を製造する大規模な設備が竣工したと発表した。

<完成したSAF製造装置>20250307cosmo1 - コスモ石油/国産SAFの大規模製造設備が竣工、大阪府堺市の製油所で

コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナルの3社が設立した合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイアスカイエナジー)が、廃食用油を原料に製造、供給事業を行うための製造設備。

2024年12月に完工し、2025年4月頃からの供給を予定している。

<SAFの原料となる廃食用油受け入れ施設>20250307cosmo2 - コスモ石油/国産SAFの大規模製造設備が竣工、大阪府堺市の製油所で

サファイアスカイエナジーは2022年11月設立。3社が共同でSAFのサプライチェーンを構築しようと、量産に向けた事業化の検討を進めていた。

年間約3万キロリットルのSAFを航空会社へ供給することを目指している。

供給するSAFは、国際的な持続可能性認証である「ISCC CORSIA」を取得済み。

また、この事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択された助成事業となっている。

日本通運/東京都のSAF活用促進事業に荷主としてHondaが参画

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース