日野自動車は5月30日、同社の認証不正に関し、燃費性能に問題があったエンジンを搭載した車両について、自動車検査証(車検証)の排ガス記号の変更が必要となること、またこれに伴い次回、重量性が変更になる車両があることを発表した。旧重量税との差額については、同社が補償し、詳細については9月頃までに案内する予定だ。
対象車両は、日野自動車が2017年6月から2022年3月に製作した大型トラック「日野プロフィア」、大型バス「日野セレガ」、いすゞ自動車が2017年7月から2022年3月に製作した「いすゞガーラ」、トヨタ自動車が2019年8月から2020年12月に製作した小型バス「日野リエッセII」および2019年7月から2022年1月に製作した「トヨタコースター」。
なお、既に電子車検証を発行した顧客は、今後アプリを使ったオンライン上での情報閲覧ができない等の事象が生じる場合があるため、顧客の協力のもと、速やかに車検証の交換を進めていくとしている。