ロジスティードは7月3日、グループ初となる燃料電池トラック(FCV)をロジスティード東日本が導入したと発表した。
ロジスティードとロジスティード東日本は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」として実施されている「福島県での水素を活用した新たな未来のまちづくりのための社会実装」に参画しており、FCVを実際の輸送業務に使用することで、水素燃料活用の可能性と実用性の検証に協力。
NEDOから同事業の交付決定を受けたCommercial Japan Partnership Technologies(CJPT)から業務を受託し、FCV普及に向けたエネルギーマネジメントの研究開発の一環として、ディーゼル車での輸送をFCVに置き換えた場合のCO2削減量の把握や、水素充填タイミングの最適化のため、各種走行データを提供していく予定だ。
■FCVの仕様
車種:3トンウイング車
航続距離:約200km
水素充填量:約10.5kg
充填時間:約15分
充填回数:1回/日
充填場所:いわき鹿島水素ステーション(福島県いわき市)