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日本GLP/GLP平塚II竣工、15都県に4時間以内でアクセス

2023年07月03日/物流施設

日本GLPは7月3日、神奈川県平塚市で延床面積3万7281m2の物流施設「GLP平塚II」を竣工したと発表した。

<GLP平塚II>
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<広域図>
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<周辺図>
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同施設は、平塚市の都市構造で北部の中核を担うツインシティ大神地区土地区画整理事業施行地区内に位置。同地区では、新しい産業や都市機能の集積とともに、周辺環境と調和した環境共生モデル都市の形成を目指しており、すでに物流施設や大型商業施設が開業し、賑わいを見せている。

同施設最大の特徴は立地の優位性。新東名高速道路「厚木南IC」から1.5km、東名高速道路「厚木IC」から3.0km の場所に位置しており、関東全域、福島、新潟、長野、岐阜、愛知、三重など合計15都県に4時間以内で到達することが可能。また、圏央道で横浜港まで35分と、物流拠点としての優れた立地環境に所在している。

鉄道駅からのアクセスは、徒歩5分の場所に小田急小田原線「本厚木駅」とJR東海道本線「平塚駅」から出ている直通路線バスの「ツインシティ大神停留所」があるほか、今後は現状の住宅地に加えて新たな住宅エリアも新設が予定されており、安定的な雇用の確保が期待できる。

<庫内>
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<車路>
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建物は地上4階建てのボックス型で、最大2テナントが入居可能。倉庫スペースでは、各カスタマー区画の防火区画を分けた際、どの区画にも垂直搬送機か荷物用エレベーターを設置したことで、荷主・転貸先が複数ある場合でもオペレーションしやすい建物設計を実現した。

また、雨天時にもオペレーションがしやすいように、インナー車路を設置。トラックバースの一部には、物流業界の2024年問題も見据え、24時間無人でも荷物の入出庫が可能な「置き配バース」を設けた。

<メインエントランス>
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<カフェテリア>
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そのほか、施設内では庫内窓の設置や、バイオフィリックデザインを意識した緑あふれる内装、最寄りの公共交通機関からの通勤アクセスを整えるなど、快適な就労環境を提供。

太陽光発電設備、全館LED照明、人感センサーの導入や、Green Building認証、CASBEE Aランク、BELS、Nearly ZEB認証取得、敷地外周部への植樹、ポケットパークの整備、屋外階段を利用した緑化壁面などにより、環境面および周辺地域との共生・共存を目指した。

■「GLP平塚II」概要
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:1万7800.64m2
延床面積:3万7280.55m2
構造:地上4階建て、鉄骨造
着工:2022年6月
竣工:2023年6月
認証取得:CASBEEA認証(予定)、BELS(予定)、Nearly ZEB認証(予定)

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