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日本郵船/FTSE4Good Index Seriesに21年連続選定

2023年07月26日/SCM・経営

日本郵船は7月26日、世界的なESG(環境・社会・ガバナンス)の投資指数である「FTSE4Good Index Series」に21年連続で、また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用するESG投資指数の「FTSE Blossom Japan Index」に7年連続で、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」に2年連続で選定されたと発表した。

<各インデックスのロゴ>
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「FTSE4Good Index Series」は、ESGに関するさまざまな評価基準を満たした企業から構成される銘柄で、世界で1625社、そのうち日本企業は226社が選定されている。

日本郵船は同インデックス銘柄への選定理由として、以下の取り組みが評価されたとしている。

・2030年ビジョンと中期経営計画でESGを中核に据え成長戦略を推進していること。

・環境経営を強化するために、環境ビジョンと環境方針を改訂したこと。

・国連人権理事会で採択された「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、「日本郵船グループ人権方針」を策定したこと。

・気候変動に関する分析・戦略・取り組みを説明するために、TCFD提言に沿って情報開示をしたこと。

・グループで掲げる温室効果ガス排出量削減の長期目標である「2050年までのネット・ゼロエミッションの達成」に向けて、アンモニア燃料船等の社会実装に世界に先駆けて取り組んでいること。

・生物多様性保全の一環として、船舶を利用した外洋での環境DNAの採取による海洋生態系の把握や、海洋マイクロプラスチックの採取によるマイクロプラスチックの自然環境への影響把握に取り組んでいること。

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