LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





ロジザード/イオンモールカンボジアロジがクラウドWMS採用

2023年07月27日/IT・機器

ロジザードは7月27日、ASEAN向けに提供するクラウド倉庫管理システム(WMS)「LogizardZERO(ロジザードゼロ)」がAEON MALL (CAMBODIA) LOGI PLUS CO ., LTD.(イオンモールカンボジアロジプラス)が採用、2023年5月より稼働を開始したと発表した。

<AEON MALL (CAMBODIA)の様子>
20230727logizard 520x254 - ロジザード/イオンモールカンボジアロジがクラウドWMS採用

イオンモールカンボジアロジプラスでは、カンボジアマーケットに変化を与える新たなサービスとして、越境ECサービスを展開している。カンボジアのECマーケットはまだ未成熟な市場なものの、若年層世代を中心に今後の伸びしろがあり、またASEAN進出を考える企業や、カンボジアに進出していない商品のテストマーケティングに、イオンモールカンボジアロジプラスの越境ECプラットフォームは最適なソリューションとなる。

イオンモールカンボジアロジプラスでは、地域最大級規模となるイオンモールカンボジアミエンチェイ(2023年4月開業)の一角に日本製品を中心とする展示・販売スペース(ショールーム)を設置し、ECでの購買に不安があるエンドユーザに、購買前の安心感を与える付帯的なサービスとして、商品を実際に試して購入できる購買体験の提供を開始した。ECサイトのみで販売を行っている商品に比べて、ショールームを経由した購買率は、約10倍の注文数を実現している等、OMO( Online Merges with Offline )を実現する手法として取り組みをスタートさせた。

一方、順調に取扱商品が増えていくに連れて、運用面での課題(1.店頭で顧客に在庫数を聞かれたときに回答ができない、2.バックヤードのどこに在庫があるかすぐに確認が取れない、3.商品の有効期限管理がエクセルでは限界がある、等)が露呈してきた。そして、これらの課題解決のためには、バーコード管理による正確な在庫管理、ロケーション管理を実現するためのオペレーションシステムの導入が必要であるという結論に達した。

そこで、イオンモールカンボジアロジプラスでは、今後のビジネス拡大において顧客満足度を維持・向上するためにWMSを検討した。カンボジアで利用できるという条件の下、ASEAN各国での導入実績があり、日本品質のWMSを低価格・短納期で導入できるクラウド型WMS「LogizardZERO」の導入に至ったもの。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース