櫻島埠頭が7月28日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高9億5900万円(前年同期比18.5%増)、営業利益3600万円(前期は3700万円の損失)、経常利益7200万円(前期は400万円の損失)、親会社に帰属する当期純利益4200万円(前期は1500万円の損失)となった。
セグメント別にみると、ばら貨物については、主に石炭やイルメナイトの取扱数量が増加したことや新倉庫が期初より安定して稼働したことなどから、売上高は4億2700万円となり、前年同期に比べ3100万円、7.9%の増収となった。
液体貨物については、タンクの稼働率が堅調に推移したことやタンク運営に係る特別作業料を収受したことなどから売上高は3億9300万円、前年同期に比べ9500万円、32.1%の増収。
物流倉庫については、昨年度期中で業態転換した冷蔵倉庫が期初より寄与したことなどにより、売上高は1億3200万円、前年同期に比べ2300万円、21.3%の増収となった。
通期は、売上高40億円(3.5%増)、営業利益1億7000万円(8.2%増)、経常利益2億4000万円(1.4%減)、親会社に帰属する当期純利益1億4000万円(27.5%減)を見込んでいる。
櫻島埠頭 決算/4~6月の売上高3.6%減、営業利益31.8%減