三菱倉庫は8月4日、グループの全役職員を対象として、対話型生成AI「MLC-AI Chat [Powered by ChatGPT API]」の利用を8月から開始したと発表した。
「MLC-AI Chat [Powered by ChatGPT API]」は、Microsoft社の「Azure OpenAI Service」を利用し、外部への入力情報漏洩防止等のセキュリティ対策を講じたうえで役職員が安全に業務に活用できるように構築した。
今後は、情報収集や議事録・提案書等の各種文書作成、プログラム作成等で積極的に活用し、社内業務の効率化や業務改善を推進するとともに、社会に貢献する新たなサービスの創出につなげるとしている。
三菱倉庫グループは経営計画[2022-2024]の基本方針のひとつとして「先端技術の活用による高付加価値サービスの開発」を掲げており、対話型生成AIをはじめとするデジタル技術を活用することで、調達から流通・販売までのサプライチェーンを一貫で担うロジスティクス企業を目指す。