フェデックスは9月25日、アジア太平洋、中東、アフリカ(AMEA)地域のEC事業者向けに、オンラインを活用し、輸送サービスの利用体験を向上すると発表した。 FedEx Ship Manager(FSM)に新たに自動EC機能が搭載され、中小企業やEC事業者はAMEA地域全体において、オンラインでの効率的な貨物管理が可能となる。
具体的には、FSMの機能強化により、FSMを提供する同地域の63の国と地域において、オンライン受注から出荷書類作成までの手順が簡素化され、手動入力による配送ラベル作成と比較し大幅に時間を削減できる。
また、顧客のShopify、BigCommerce、WooCommerce、PrestaShop上のショップとFSMを fedex.com上で同期を行う事も可能。今後、さらにECプラットフォームやマーケットプレイスが追加される予定だ。
加えて、フェデックスを利用するユーザーは、受注情報の自動ダウンロードを行うため自社のECプラットフォームやマーケットプレイスとFSMを連携できる。これにより複数注文の配送ラベルをワンクリックで作成・印刷でき、電子取引書類と同期したスムーズな決済プロセスが可能となる。さらに、販売チャネル上で追跡番号及び受注ステータスの更新に同期し、注文品の発送を購入者に通知することもできる。