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佐川急便、日本郵便/佐川の不在持ち戻り荷物を郵便局で受け取り

2023年10月20日/3PL・物流企業

佐川急便と日本郵便は10月20日、佐川急便において不在持ち戻りとなった荷物を、郵便局の窓口で受け取れるサービスを10月23日から開始すると発表した。

<運用スキーム>
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まず、不在で届けられなかった荷物(飛脚宅配便)を佐川急便営業所に持ち戻り。荷受人が佐川急便の不在票等からWebサイト上で、受取場所として受取可能な郵便局を選択し申し込み。佐川急便が当該郵便局へ荷物を持ち込む。荷受人は佐川急便からの通知に基づき、指定した郵便局窓口で受け取る。

代金引替えや着払い、セーフティサービス(貴重品)などは対象外。

これまで両社は、顧客の利便性向上を目指し、それぞれの顧客に合った受け取り方の多様化促進に取り組んできた。そして、このたび受取拠点の共同化を行うことで、さらなる利便性向上を図る。再配達回数を抑止し、CO2排出量削減やドライバー業務の効率化に繋げ、宅配サービスの持続可能性を高めるためのものだ。

この取り組みは、両社の限られた人的資源や施設を有効活用することで、物流業界における2024年問題への対策としての再配達削減および将来的に持続可能な宅配サービスを目指し、協業にて行う。

今後も両社の限られた人的資源や配達資源を最大限活用することにより、地域の顧客の利便性を損なうことなく持続可能な事業を継続していくとしている。

実施エリアは東京都、中国エリア(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)、四国エリア(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)、九州エリア(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)。受取可能郵便局は全301局となる。

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