飯野海運、フィンランドに本社を置くノースパワー社およびみずほリースは10月31日、ノースパワー社が製造・販売する風力推進補助装置(ローターセイル)を対象とした海運会社向けリース事業の市場性を3社で共同調査するための基本合意書を締結したと発表した。今後、リースサービスの詳細を3社で検討しリース合弁事業開始を目指す。
<ローターセイルを搭載した船舶のイメージ(CG)>
ローターセイルは、フレットナー・ローターの原理と現代の最新技術を融合したもの。船舶の甲板上に設置し、船内電源によりモーターで回転させ、洋上の風力によるマグナス効果で船舶の推進力を生み出し、燃料消費量を削減することで CO2排出量と燃料費を削減する。
ローターセイルは新造船・中古船問わず搭載可能な設備で、重油を燃料とする船舶にも効果がある。また、代替燃料へ移行後も燃料消費量の節減に効果があるため、今後のマーケット拡大が見込まれている。
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