西濃運輸は11月1日、松戸支店において千葉県より「医療機器製造業」の許可を取得し、同月2日から業務を本格稼働すると発表した。同社として初の取得と許可取得となる。
セイノーホールディングスでは、今年4月にヘルスケアソリューション事業部を新設し、これから迎える超高齢化社会に伴う医療機器関連の物流需要に対応した専門的な知見から、物流ソリューションを提案する事業を展開している。
「医療機器製造業」許可取得により、松戸支店倉庫での医療機器製品の取扱いが可能となり、医療機器製品のコンテナ入庫から検査、保管、温度管理、出庫までの倉庫内業務を、西濃運輸の全国輸送網を活かした輸送を包括的に請け負うことで、物流窓口の一本化を実現する。また、今後さらに取り組みを拡大していく考えだ。
物流の2024年問題は医療機器業界にとっても課題となっており、同社は今まで培ったノウハウやアセットを最大限に活用し、顧客の課題解決に貢献していく。