三菱商事都市開発は11月1日、インベスコ・グローバル・リアルエステート・アジアパシフィックと札幌市白石区で共同開発していた物流施設「MCUD札幌」を10月31日に竣工したと発表した。
＜MCUD札幌＞
＜広域図＞
＜狭域図＞
同施設は、札幌市内中心部から7kmに位置する米里北地区工業団地内に所在。札幌都市圏への配送拠点や、道央自動車道「札幌IC」や札樽自動車道「雁来IC」への近接性を生かした道内広域物流を支える保管拠点としての利用を見込んでいる。
＜トラックバース＞
14台が同時接車可能なトラックバースを1階に備えた延床面積1万7079.15m2の3階建てBOX型物流施設で、テナント区画は2分割することができ、最小2600坪から貸し出しが可能となっている。
＜倉庫内＞
＜搬送設備＞
倉庫部分は、床荷重1.5t/m2、有効高さ5.5m以上を確保し、照明は全てLED照明を採用。また、荷物用EV、垂直搬送機をそれぞれ2基ずつ、ドックレベラーは4台実装している。
建物全てを凍結等に備えた寒冷地仕様とし、約25mの屋内型トラックバースをシャッター内に設けることで、降雪を気にせずに屋内で荷下ろし作業を行うことができる。
■「MCUD札幌」物件概要
所在地：北海道札幌市白石区米里3条2-3-1
交通：JR「白石駅」4km
道央自動車道「札幌IC」1km
札樽自動車道「雁来IC」2km
敷地面積：8570.00m2
延床面積：1万7079.15m2
建物用途：倉庫
構造規模：鉄骨造 地上3階建て
設計・施工：熊谷組
竣工：2023年10月31日
