日本ビジネスプレスは12月5日、「第4回 物流イノベーションフォーラム」をオンライン開催する。
2024年4月の時間外労働上限規制適用が迫り、物流業界では労働力不足や長時間労働の是正など、生産性の向上が最重要課題となっている。また、低炭素物流への転換も強く求められる時代となり、経営戦略の再構築が急務となっている。
解決すべき課題は山積みだが、一方で危機は改革のチャンスにもなり得る。今こそ、サプライチェーン全体の最適化の視点で物流を見直し、DXによる生産性の向上やイノベーションの実現、人と球環境にやさしい最新の物流施設の導入などの改革に取り組み、企業としての競争力と持続可能性を高める好機だ。
セミナーでは、危機をチャンスに変えるための視点や考え方、自動化・省人化によるオペレーションなど物流DXに役立つテクノロジー、生産性向上に貢献する最新の物流ソリューションなどについて、総合的に学び考察する。
基調講演では、国土交通省 物流・自動車局貨物流通事業課の運﨑 彩香 課長補佐が登壇し、6月に政府がとりまとめた「物流革新に向けた政策パッケージ」をはじめとした物流政策の動向について概説する。
特別講演では、コープさっぽろ（大見 英明 理事長）が同組合の心臓部とも言える物流に関する取り組みの自前化・改善事例等を、船井総研ロジ（赤峰 誠司 取締役 常務執行役員）が2024年に向けて物流事業者が勝ち残るためのヒントを、SGホールディングス（谷口 友彦 執行役員 DX戦略担当）がDX戦略（成長戦略＝デジタル戦略）の主要3施策を通じた挑戦について、それぞれ紹介する。
■開催概要
日時：12月5日（火）9:30～15:25
会場：オンライン
主催：JBpress／Japan Innovation Review
受講料：無料（事前登録制）
対象：物流業の経営者、役員、部門長クラスの方々
製造業、小売業、卸売業などの物流部門、調達部門の方々
