関西電力は11月14日、川崎汽船、商船三井両社とCCSバリューチェーン構築に向けた液化CO2船の設計等に係る業務委託契約を締結したと発表した。
これはCCSバリューチェーンの検討にあたって造船所を含めた具体的な調査・検討を実施するのは、他のCO2排出事業者に先駆けた取組み。
今回の業務委託契約に基づき、関西電力が構築を検討するCCSバリューチェーンにおける最適船型の検討および設計等に取り組み、液化CO2の海上輸送の実現を目指す。
関西電力と川崎汽船、関西電力と商船三井は、CCSバリューチェーン構築において重要な部分を担う液化CO2船の竣工に向けた本格的な調査や検討を通して、ゼロカーボン社会の実現に向けた取組みを加速していく。