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JR貨物/10月の鉄道コンテナ輸送量2.2%減

2023年11月16日/調査・統計

JR貨物が11月16日に発表した10月分の輸送動向によると、輸送実績はコンテナが162万9000トン(前年同月比2.2%減)、車扱が64万1000トン(10.7%減)で、合計227万トン(4.8%減)となった。

10月は、自動車関連やインバウンド客数の増加が続くサービス産業において回復の動きがあるものの、物価上昇による国内消費の伸び悩みや化学業界における需要低迷により、輸送実績は前年を下回った。

コンテナは、積合せ貨物が、EC貨物の取り込みや鉄道シフトの動きにより前年を上回ったほか、自動車部品は、半導体不足解消に伴う自動車生産の回復に加え、2024年問題やカーボンニュートラルを背景とした新規輸送案件等の取組みにより増送となった。

一方、化学薬品は、一部顧客における輸送終了や需要低迷に伴う生産減により低調となったほか、紙・パルプは、ペーパーレス化の進展に伴う紙の需要減が続き減送となった。

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