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国交省/国際コンテナ戦略港湾での積替実証輸送にONEなど選定

2023年12月22日/国際

国土交通省は12月22日、国際コンテナ戦略港湾(京浜港・阪神港)での積替実証輸送の参加者を選定したと発表した。

選定された参加者は、オーシャンネットワークエクスプレスジャパン、クボタ、オリエント オーバーシーズ コンテナ ライン、本田技研工業・名港海運(2社共同)。

同省では今後、参加者が各コンテナターミナルで行う積替実証輸送をもとに、積替円滑化に向けた課題等を把握するとともに改善策の検討を行っていく。

新型コロナの影響による世界的な国際海上コンテナ物流の混乱下では、海外港湾での貨物の滞留等により、海外港湾を経由した積替輸送のリードタイムが大幅に増加するなど、輸出企業のサプライチェーンに影響を及ぼす事態が発生した。

この経験等を踏まえ、同省では、日本発着の国際基幹航路を維持・拡大し、国内産業のサプライチェーンを強靭化するため、国際コンテナ戦略港湾で、国際基幹航路とこれに接続するフィーダー航路(国際基幹航路に接続する支線の役割を担う外航・内航航路)の円滑な積替機能を確保し、競争力のあるコンテナターミナルの実現を目指し、横浜川崎国際港湾、阪神国際港湾と連携し、初の試みとして9月22日~12月15日まで、京浜港と阪神港での積替実証輸送を公募していた。

■選定事業の一覧
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001714495.pdf

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