オンコリスバイオファーマは12月25日、開発中のがん治療に用いる腫瘍溶解性ウイルス「テロメライシン（OBP-301）」について、三井倉庫ホールディングスと国内での包装、保管、輸送の物流体制を構築するための物流業務委託契約書を締結することを決定したと発表した。
テロメライシンの医療現場への安定供給に向けて、三井倉庫HDと連携を強化し、物流の安定化を図る。
業務委託にあたって、オンコリスバイオファーマは、三井倉庫HDが先端医療物流分野での豊富な経験を持ち、再生医療等製品の品質確保のための知見と実績を有している。また、日本を中心にグループ全体で世界に約400拠点にわたるグローバルネットワークと、サプライチェーン全体をカバーする物流機能を有しており、海外から国内医療機関までのサプライチェーン全体に対して、高品質かつ安定的に供給できる流通体制の構築が可能であるとしている。
