川崎汽船は1月12日、東南アジア地域の輸送品質向上を目的とした、「ASIA DAMAGE PREVENTION会議」を12月7日、8日の2日間にわたり、タイのバンコクにて開催したと発表した。
この会議は、東南アジアの主要ターミナルより、荷役作業会社、代理店の責任者など計7か国から約40名が参加し、海上輸送および荷役作業における品質サービス向上について議論を行った。
会議のテーマを「Strict compliance of K Line SAFETY OPERATION PROCEDURE (SOP) is the guide to “ZERO DAMAGE”」とし、自動車船の安全な荷役オペレーションの基幹である手順書(“K” Line SOP)の更なる浸透、新しい荷役機器の紹介、積載方法の共有、次世代貨物である電気自動車の対応などについて活発な議論を行った。
同社からは現場の作業員向けの新しい教材である「K LEARNING」システムの各国への導入開始を発表し、また、2023年において高い荷役品質サービスを維持したターミナルへの表彰も行った。