三菱商事ロジスティクスは1月16日、新しく2024年問題対応型サービス(名称:TODOCARRY)の提供を開始し、トラックドライバーの拘束時間の大幅な削減に貢献すると発表した。
現在、TODOCARRYではフェリー・RORO船を活用した1.トレーラーチャータープランと2.少量貨物の顧客向け混載プランを提供中。
1. トレーラーチャータープランは、集荷先から納品先までトレーラーを活用したフェリー・RORO船輸送のサービス。関東-九州航路、関西-九州航路をはじめ、全国で利できる。
対象の顧客は、トラックからのモーダルシフトを考えている顧客、1回の輸送における貨物量が多い顧客、商品の特性上、他社貨物との混載が難しいお客様 (例:食品、危険物等)。
2.少量貨物の顧客向け混載プランは、港近辺に設けているストックポイントにて、他の顧客の貨物と混載の上フェリー・RORO船輸送を行うサービス。ストックポイントまでは、お持込むことも顧客の指定場所まで引き取りに行くことも可能。依頼についてはパレット単位で受ける。現在は関東-九州航路にてこちらのプランを提供しているが、順次サービスを拡充中だ。
対象の顧客は、少量の貨物を輸送したい顧客、少量貨物においても低コストでモーダルシフトをしたい顧客、としている。
なお、このサービスは最速のフェリー便を活用するので、現行の輸送リードタイムを維持可能。
また、TODOCARRYは、省力化及び環境負荷の軽減に資するサービスとなる。トラックドライバーの大幅な拘束時間削減に貢献。フェリー輸送の場合、トラック輸送と比較しCO2排出量が約80%削減可能。(関東-九州間の場合) 。
なお、関東のストックポイントとして、同社京浜事業所を活用している。
三菱商事ロジ/内航フェリー活用の2024年問題対応輸送サービス拡大