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三菱食品/CO2削減へ、京都の物流施設に太陽光発電導入

2024年01月24日/物流施設

三菱食品は1月24日、CO2排出量の削減に向けた取り組みの一環として、京都府の「三菱食品・久御山ドライSDC」に、アーバンエナジーが提供する太陽光発電設備を導入することを発表した。

久御山ドライSDCは、平和堂から物流業務を受託している専用センター機能のほか、常温帯の基幹汎用センターとしての機能を併せ持つ、三菱食品の自社保有拠点最大の総合物流センター。

<サービススキーム>
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今回、導入するのはアーバンエナジーの太陽光発電PPAモデル「ゼロエミプラン オンサイト型サービス。

発電した電力のうち、センターの使用電力量分を三菱食品が自家消費し、使用電力を上回った余剰分の電力はアーバンエナジーが市場で販売し、その環境価値を非化石証書として三菱食品に還元するというスキームとなる。これにより、久御山ドライSDCだけでなく、三菱食品やステークホルダーのCO2排出量削減に貢献する。

三菱食品は「2050年カーボンニュートラルに向けて、2030年にCO2排出量を2016年度対比60%削減」の定量目標を掲げており、省エネ機器の積極的な導入や自社電力契約拠点における環境配慮電力の活用など、様々なアプローチでCO2排出量削減に取り組んでいる。

導入する太陽光発電設備のパネル容量は2057kW、年間発電量は約2000MWhを想定。CO2排出量を年間約900t削減できる見込み。稼働開始は2025年3月の予定。

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