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日本郵便/長距離トラック便を中継輸送に変更で配達日数延長

2024年01月31日/3PL・物流企業

日本郵便は1月30日、2024年問題や改善基準告示の改正などを踏まえて、4月以降、一部地域を対象に、ゆうパックと速達郵便物など(レターパックを含む)の配達日数を延長すると発表した。

法令改正などに適切に対応するため、今まで1人で運行することを前提としてきたトラックによる長距離運送便を、中継輸送などに切り替える。これにより、到着時間が後ろ倒しになることから、配達日数を延長する。

例として、ゆうパックは午前引受の荷物を「東京23区から北海道(函館)」へ配達する場合、到着が現状で翌日の夕方・夜間のところ、4月1日からは翌々日の午前となる。

速達郵便物などは、午前引受で「愛知(名古屋)から大分・宮崎」へ配達する場合、到着が翌日午後から翌日の夕方・夜間になる。

なお、速達郵便物については、航空輸送を最大限活用することで可能な限り現状の配達日数を維持するとしており、東京発着や大阪発の荷物については4月1日以降も配達日数に変更はない。普通扱いの郵便物や、ゆうパケット、クリックポスト、レタックス、書留、簡易書留などの配達日数も変更しない。

また、ゆうパックの配達については、配達を担当する社員などの業務負荷を軽減するため、2024 年10月1日以降に引き受ける荷物の配達希望時間帯について「20時-21時」を廃止し、現在の7区分から6区分に変更する。

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