LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





ハクオウロボ/自動フォークで複数パレットを一括認識・取得

2024年02月19日/IT・機器

自動フォークリフトの開発を手がけるハクオウロボティクスは2月19日、高性能パレット一括認識技術を備えた自動フォークリフト「AutoFork」による倉庫内の搬送効率化実験を東京ロジファクトリーの川越センターで行い、初期の効率化効果を実証したと発表した。

<実証実験時の動画>

<「AutoFork」認識技術の概略図>
20240219hakuo1 - ハクオウロボ/自動フォークで複数パレットを一括認識・取得

「AutoFork」は、2024年秋の製品版発表に向けて開発中。ハクオウロボティクスが開発したパレット一括自動認識・取得技術によって、人が置いた複数のパレットを一括で認識し、指定された位置まで自動で搬送することができる。

同技術では、車体側面に取り付けたセンサーで、走行しながら近くにあるパレットの位置を把握。パレットへの進入角度と走行経路を生成し、パレットを取得する。アプリケーションプラットフォームはソフトウェア開発事業者に公開されており、新たな機能を追加して多機能化を図ることができる。

これにより、倉庫内の仮置場とトラックバース間の効率的な自動搬送を実現。東京ロジファクトリーでの実証実験では、フォークリフトオペレーターによる倉庫内での長距離搬送作業が軽減され、倉庫内定位置でのピッキング作業に集中できる効果が実証できた。

<実証実験概略図>
20240219hakuo2 - ハクオウロボ/自動フォークで複数パレットを一括認識・取得

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース