ゼネテックは2月28日、野村総合研究所に、物流倉庫DXコンサルティングを強化・支援するエンジニアリングソリューションの提供を同日から開始したと発表した。
<Flexsim画面イメージ(左:3Dモデル空間、右:ダッシュボード)>
野村総研は、ゼネテックが日本総代理店を務める3Dシミュレーションソフト「FlexSim」等を活用し、物流拠点をデジタル空間上に再現するデジタルツインによって、起こっている・起こりうる課題を可視化。どこで滞留が起きるか、どの工程・機器・作業員の稼働率が低いか等、これまでは現場でひずみが出るまで把握できなかった拠点内の事象を定量的に把握できるようになり、データに裏付けられた改善策の評価や意思決定を促進する。
これにより、物流事業者が新拠点・新レイアウトを検討する際のリスク評価や、繁忙期や新規業務の受託、要員数や配置の見直しを控える中での、既存拠点の処理能力やキャパシティ不足の予測といったことが可能になる。