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ゼネテック×LexxPluss/物流課題解決へ改善効果可視化

2023年09月26日/IT・機器

ゼネテックは9月26日、同社が提供する3Dシミュレーションソフト「FlexSim」が、次世代の自動搬送システムを開発するLexxPluss社に導入されたと発表した。LexxPluss社の自動搬送システムと「FlexSim」の3Dシミュレーションを掛け合わせることで、物流業・製造業の顧客の現場のレイアウトに応じて、自動搬送システムの導入効果を高精度に可視化・実証することが期待される。

<改善効果を現場のオペレーションに反映(イメージ)>
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LexxPluss社は、日本のインフラを支える物流業・製造業の課題解決を目指すスタートアップ。同社の自動搬送ロボット「Hybrid-AMR」は、自律的に障害物を検知・迂回できるAMR技術に加え、繰り返し精度と作業スピードを保証できるAGV技術(無人搬送車)を併用できるのが特徴。一方で、導入による現場オペレーションの改善効果の事前検証や、導入後の現場変動に合わせた柔軟なオペレーション最適化などについて課題があった。

こうした課題を解決するツールとして、「FlexSim」が選定された。「FlexSim」は直感的な操作で、人やモノが動く現場を3Dモデルで高精度に再現し、現場の複雑な動作も容易に設定・検証できる3Dシミュレーションソフト。稼働率や生産数が最大になる最適解をAIが算出する機能も備えており、企業は自社、または顧客の工場や倉庫のボトルネックを発見し、性能を最大化するために必要な比較データを瞬時に得ることができる。

<3Dシミュレーションソフト「FlexSim」(イメージ)>
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ゼネテックは、「Hybrid-AMR」導入時の投資対効果の事前検証はもちろん、導入後の日々の現場改善における生産性向上にも、「FlexSim」によるシミュレーションが効果を発揮するとしている。

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