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ゼネテック/ワコール流通が倉庫業務最適化ソリューション導入

2022年06月22日/IT・機器

ゼネテックは6月21日、同社提供の世界的に実績の高い離散事象解析の3Dシミュレーションソフト「FlexSim」を、ワコール流通が、倉庫での業務最適化シミュレーションに採用し、業務改善、最適化への取り組みを開始したと発表した。

<ワコール流通の倉庫内>
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ワコール流通は、主に衣料品の流通を担っており、商品特有の繊細な取り扱いに対応できる専門性の高いノウハウを蓄積し、生産性を高めるために絶えず改善を行うことで、商品、物流量に最適な倉庫運営を行っている。

業務の改善や最適化を行う際には、棚のレイアウトやコンテナボックスの配置などを実際に動かして検証していた。これには、相応の人と時間をかける必要があり、そこに課題があった。

そこで、倉庫内の棚のレイアウトやコンテナボックスの配置、 商品を移動させるAGV(無人搬送車)の動き、ピッキングする人の動線をデジタル上でモデルとして見える化し、改善案をシミュレーションすることでその効果を可視化、検証するツールとして、ゼネテックが提供する3Dシミュレーションソフト「FlexSim」を導入した。

これにより、仮説検証のために実際に棚やコンテナボックスを移動する必要がなくなり、そこにかけていた人と時間を削減することができると同時に、AGV導入に当たって台数の最適化を実現。また、より早く、複数の拠点で改善効果と実施内容を展開でき、会社全体で改善を進められるようになった。

ワコール流通では、現時点で「AGVの導入台数を最適化したことで、数百万円のコスト削減」、「ピッキング等倉庫内の移動歩数を約25%削減」、「各作業工程の最適化により、商品の滞留時間の改善」、「各階をつなぐ垂直搬送機の待ち時間削減」の効果が得られたという。

ワコール流通の堤 幸信社長は、「レイアウト変更等、実際に棚を動かしてみることなく、 ソフト上のシミュレーションモデルで結果が事前にわかることで、現場の時間損失をなくすことができると考えたことがFlexSim導入の決め手の一つ。加えて、FlexSimの導入で、生産性について今まで以上に社員全員で意識するようになったことも効果として感じている。今後も、流通センター全体の平準化を実現するべく、FlexSimを活用して業務改善、業務最適化を推進していきたいと考えている」と述べている。

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