SBSゼンツウは3月21日、国土交通省が創設した「働きやすい職場認証制度」において、2月29日に同社釜石営業所が「三つ星」を取得したと発表した。
「働きやすい職場認証制度」は、自動車運送事業(トラック・バス・タクシー事業)の運転者不足に対応するための取組みの一環として、国土交通省が創設した取組み。
今回新設された「三つ星」認証は、働きやすい職場実現のための方針、課題、目標などの記述と、改善に向けたPDCAが適切に回っていることを評価するもの。また、法令遵守や労働時間・休日など、従来の分野に対する評価の基準点も上がり、取得への難易度は高い。
同社は、2021年4月に同制度の「一つ星」事業者として認証を取得。昨年6月の「二つ星」認証取得を経て職場環境の改善を強化し、同社釜石営業所が「三つ星」への申請を行った。審査の結果、釜石営業所は各分野における評価基準を満たし、今後の取組みテーマも適切とされ「三つ星」の認証事業者となった。
同社ではこのほか、生協事業本部基幹物流事業部、同宅配事業部などで多くの事業所が「二つ星」を取得している。