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アスクル/10.4万m2の大規模物流センターを埼玉県上尾市に竣工

2024年03月28日/物流施設

アスクルは3月28日、新たな大規模物流センター「ASKUL関東DC(ディストリビューションセンター)」が、埼玉県上尾市に同月31日、竣工すると発表した。

この施設は日本GLPが手掛けた「GLP上尾」。「ASKUL関東DC」として2025年6月の稼働開始に向けて準備を進めていく。アスクルの物流拠点としては「ASKUL Value Center 関西」に次ぐ2番目の賃借面積となり、事業所向けEC「ASKUL」と、一般消費者向けEC「LOHACO」双方の物流を担う。

<「ASKUL関東DC」外観>
0328askul1 - アスクル/10.4万m2の大規模物流センターを埼玉県上尾市に竣工

<エントランス>
0328askul2 - アスクル/10.4万m2の大規模物流センターを埼玉県上尾市に竣工

「ASKUL関東DC」は、圏央道「桶川加納IC」、東北自動車道「岩槻IC」、首都高「与野IC」と3つのインターチェンジへアクセスが可能で、関東エリアから東北エリアまでを網羅できる優れた立地にある。

同センターは、アスクルの中期経営計画において重要なミッションを担う東日本の大規模物流センターという位置づけとなる。ロングテール商品の在庫を集約することで様々な商品を1箱で届け、箱単価を向上させることで配送費比率の低減を図る。

また現在、ASKUL Value Center 関西から出荷しているロングテール商品の出荷についても同センターに切り替える。これにより東日本の顧客への配送距離を短縮し、ロングテール商品も“明日(あす)来る”サービスの実現を目指す。物流センターへの納品が 「ASKUL関東DC」 に集約されることで、物理的な輸送距離が短縮され、サプライヤーや配送パートナーの環境負荷低減を図ることも可能となる。

アスクルは、今後も物流センターにおける最先端技術の活用や高度自動化を積極的に推進し、さらなる企業価値の向上に努めていくとしている。

■施設概要
名称:ASKUL関東DC(ディストリビューションセンター)
所在地:埼玉県上尾市愛宕3-1-22
竣工:2024年3月31日(2024年6月賃借開始予定)
稼動開始:2025年6月(予定)
敷地面積:4万5976.78m2
延床面積:10万4931.76m2
建物階数:5階建・免震構造

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