オープンロジは3月29日、シリーズD資金調達の一環として、静岡銀行からのベンチャーデットファイナンスによって2億円の資金を調達したと発表した。
シリーズD資金調達では、三井不動産とグローバル・ブレインが共同で運営する31VENTURES、Eight Roads Ventures Japan、Logistics Innovation Fund、SMBCベンチャーキャピタル、Cygames Capital、東京海上ホールディングス、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND、パーソルベンチャーパートナーズ、静岡キャピタル、あおぞら企業投資を引受先とした第三者割当増資と、日本政策金融公庫、あおぞら企業投資からのベンチャーデットファイナンス、みずほ銀行からのシニアデットファイナンスによって総額約35億5000万円の資金を調達したことを2月5日付で発表している。
今回、静岡銀行からの出資により、シリーズD全体の調達額は37億5000万円、これまでの累計資金調達金額は約65億円に達した。
シリーズDラウンドでの調達資金は、人材採用、プロダクトの進化、物流ネットワークの拡大に対する投資に充当し、オープンロジが創業以来推し進めてきた「フィジカルインターネット」の実現に向けて事業展開をさらに加速することで、2024年問題をはじめとする物流業界の大きな課題への取り組みと解決を目指していくとしている。
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