C＆Fロジホールディングスは4月1日、AZ-COM丸和ホールディングスからのTOB（株式公開買い付け）の提案を受けて、特別委員会の設置を決めた。
特別委員会では、AZ-COM丸和HDによるTOBの提案と、C＆FロジHDを完全子会社化することを目的とする一連の取り引きに対する真摯な対抗提案が第三者からなされた場合、その対抗提案について経済産業省が2023年8月31日に公表した「企業買収における行動指針」を踏まえ、検討プロセスの公正さと透明性を確保しつつ、真摯な検討を行うことを目的としている。
特別委員会の委員は、独立役員の社外取締役と外部有識者・公認会計士の計6名で構成されており、いずれの委員もAZ-COM丸和HDとの利害関係を有していない。
特別委員会は、取引に関するC＆FロジHDによる交渉について、事前に方針を確認し、適時にその状況の報告を受け、意見を述べ、指示や要請を行うこと等により、経営陣とともに交渉に関与するものとする。
■特別委員会の構成員
水谷 彰宏 氏（独立役員である社外取締役）
田中 猛 氏（独立役員である社外取締役）
髙木 伸行 氏（独立役員である社外取締役）
舘 充保 氏（独立役員である社外取締役）
鳥羽 史郎 氏（独立役員である社外取締役）
和田 芳幸 氏（外部有識者・公認会計士）
