ラピュタロボティクスの米国本社は4月2日、米国に本社を置く、産業用切断製品とソフトウェアの製造大手メーカーである、Hypertherm Associates(Hypertherm社)へ人と協働型のピッキングアシストロボット「ラピュタ PA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」を納入したと発表した。
< Hypertherm 社で稼働する「ラピュタ PA-AMR」>
ラピュタロボティクスは、2023年1月より米国エリアへの拡販を注力するために、シカゴオフィスを開設した。今回の納入は米国における最初の導入事例となる。
Hypertherm社は、世界中の顧客向けに産業用切断製品とシステムの製造を行うマルチテクノロジー企業。サステナブル経営の一環として、企業の持続可能な成長や従業員の能力を高めるため、倉庫管理を自動化する方法を模索していた。ラピュタロボティクスとの提携は、米国の製造・倉庫業界における最先端自動化技術の導入における重要なマイルストーンであり、競合他社に先んじるもの。
ラピュタロボティクスのピッキングアシストロボット「ラピュタ PA-AMR」は、最適なピッキング作業ルートを計算し、複数のロボットが連携可能な制御技術、またピッキング作業者を最適なルートで誘導するシステム、フリートマネジメントなどの技術を組み合わせている。ピッキングアシストロボットは、ダイナミックな環境をナビゲートし、資材を安全にピッキング・搬送のアシストを行い、既存のインフラにも柔軟になじみ、シームレスに統合するよう設計されている。
ラピュタ/ネスレ日本の物流拠点にピッキングアシストロボット導入