信越化学工業は4月9日、群馬県伊勢崎市に半導体露光材料事業の工場を建設すると発表した。
市内に15万m2の事業用地を取得しており、同地で段階的に施設の整備を進める。2026年までに第一期の投資を完工する計画で、第一期完工時点の投資額は土地代含め830億円を見込んでいる。
半導体露光材料は、先端半導体の製造に不可欠な材料として需要が伸長しており、品質への要求も高度化し続けている。
同社による半導体露光材料事業の工場は、今回で4拠点目。拠点の増設により、同材料の顧客ニーズに応えるとともに、拠点の分散化で事業継続性を強化する。