井本商運は5月13日、大手外航船社オリエント オーバーシーズ コンテナ ライン リミテッドとの連携により、北九州港(ひびき)経由で直江津港と阪神港(国際コンテナ戦略港湾)を結ぶ内航フィーダーサービスを開始すると発表した。
開始するサービスは、日本海諸港と阪神港を結ぶ国際フィーダーサービスの拡充を目指し、2022年11月に開設した日本海東航路の寄港地に、直江津港を追加するもの。直江津港発着の輸出入コンテナ貨物を国際コンテナ戦略港湾である阪神港発着の外航母船サービスに接続することで、顧客の利便性向上と両港の貨物量増大に寄与する。
さらに、持続可能な社会の実現に向けた低炭素輸送の推進、物流の 2024 年問題に代表される国内輸送の働き方改革への対応・国内長距離輸送の効率化に向けて、国内貨物のモーダルシフト輸送にも積極的に取り組んでいくとしている。
■サービス概要
寄港開始日:6月6日 直江津
就航船:600TEU 型内航コンテナ船
配船日:週1便 秋田(火) - 新潟(水) - 直江津(木)- 富山(木)- ひびき(土)
神戸-ひびき間は同社既存内航コンテナ船ネットワークを利用した速やかなトランシップサービスを実施。