大和ハウスグループのフレームワークスは5月22日、倉庫管理システム(WMS)「Logistics Station iWMS G5」に、Hacobuが提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth」との連携機能を追加し、6月から提供開始すると発表した。
<連携イメージ>
物流施設内では、トラックが予定通りの時刻に到着しトラックバースに接車しても、施設内の入出荷の作業が滞っていたり、施設内作業者がトラック到着を把握できていないなどの場合、トラック運転手の待ち時間が発生する。
連携は、トラック運転手の時間外労働の上限規制への対応や、労働人口の減少による現場の人員確保などが課題となる中、物流業務の効率化をめざすもの。
<画面イメージ>
今回の機能追加によって、トラックの到着予定時刻や荷物の積み下ろし位置など、「MOVO Berth」に登録された情報を「iWMS G5」と連携させることで、あらかじめ効率的な作業の段取りを計画することができる。
また「MOVO Berth」から「iWMS G5」にトラックの到着状況もリアルタイムに連携させることで、施設内の状況を踏まえて臨機応変に作業でき、待機時間を減らして効率的な入出荷が行えるようになる。