日本鉄鋼連盟（鉄連）は5月30日、2024年問題を始めとする鉄鋼トラック物流における諸課題の解決、改善に向けて「鉄鋼トラック物流目安箱」をホームページに開設した。
＜「鉄鋼トラック物流目安箱」を開設＞
鉄連では2024年問題への対策として、2023年12月に「物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画」を策定。荷待ち・荷役作業2時間以内ルールへの対策などを中心に、業界をあげて物流改善に取り組んでいる。
計画では業界特性に基づく対策等を整理し、「鋼材ユーザー」「原料・資材等サプライヤー」「輸送事業者等」における三方との連携に関する取組を進めることとしている。
「鉄鋼トラック物流目安箱」は、「輸送事業者」との連携の取組の一環。鉄連と全日本トラック協会鉄鋼部会、東京都トラック協会鉄鋼専門部会が連携し、鉄鋼業界の物流課題について、悩み事や相談を受け付ける。
課題（長時間の荷待ち発生等）や問題がある場合、荷主（鉄鋼各社）に共有し、輸送事業者と鉄鋼業界の双方の協力のもと改善・解決を図っていくことを目指す。
■「鉄鋼トラック物流目安箱」
https://forms.office.com/r/D1zY7uwqQs
