コープさっぽろは5月29日、グループの物流会社である北海道ロジサービスが、道内の物流会社4社と青果卸会社1社をグループ傘下に加えたと発表した。
グループに加わったのは、低温物流のアイアイ・テーと、そのグループのウィルキャリー、ロジエンス北海道、デリバリー、青果卸事業を展開するオリエンタルフーズで、日本産業推進機構グループから、5社の持株会社であるNSSK-MとNSSK-MMの全株式を取得した。
5社は、道内8か所(石狩市5、札幌市2、苫小牧1)に物流・倉庫拠点を有しているほか、約270台のトラック(自社庸車比率約70%)を保有し、3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)物流サービスを提供している。
コープさっぽろは、5社の株式取得を通して、末端物流を支える基幹物流の強化と調達機能の強化を図る狙い。
■5社の概要
「アイアイ・テー」
所在地:石狩市新港西3-700-2
設立:1988年12月
業種:一般貨物自動車運送業・物流センター運営
資本金:8800万円
「ウィルキャリー」
所在地:苫小牧市永福町2-5-6
設立:1976年11月
業種:一般貨物自動車運送業
資本金:1000万円
「デリバリー」
所在地:苫小牧市新開町2-11-2
設立:1996年4月
業種:一般貨物自動車運送業
資本金:1000万円
「ロジエンス北海道」
所在地:石狩市新港西3-767-3
設立:2012年8月
業種:一般貨物自動車運送業
資本金:100万円
「オリエンタルフーズ」
所在地:札幌市西区発寒16条4-1-1
設立:1978年6月
業種:青果卸
資本金:4000万円
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