郵船ロジスティクスは6月10日、中国法人Yusen Logistics（Shenzhen）が東莞虎門総合保税区（BLP）で5月から航空輸入貨物の取り扱いを開始し、輸出入ともに香港国際空港をフィーダー船でつなげるサービス体制を構築したと明らかにした。
＜フィーダー船輸送の様子＞
＜東莞虎門BLP＞
郵船ロジは2023年3月、東莞虎門BLPに自社CFSを開設し、航空輸出貨物をフィーダー船で香港国際空港へ輸送し、航空機に搭載するサービスを提供してきた。
今回、航空輸入貨物の取り扱いを開始し、香港国際空港に到着した貨物を直接フィーダー船で東莞虎門BLPへ輸送できるようになったことで、海外から一気通貫で東莞へ到着させるルートを確立した。
5月のサービス開始以降、台湾やタイからの航空輸入貨物を恒常的に取り扱うなどのニーズに応えている。香港、深圳、広州に加え東莞も、大湾区内の航空貨物物流拠点として機能を拡充させる。
