日本郵船は7月5日、フィリピンのマニラ近郊でTransnational Diversified Group(TDG)と共同運営する商船大学NYK-TDG MARITIME ACADEMY(NTMA)の、第13期生合計95名の卒業式を開催した。
式典には遠藤和也在フィリピン特命全権大使や、フィリピン海事産業庁のソニア・マラルアン長官をはじめ多数の来賓を迎え、同社の長澤仁志 会長や曽我貴也 社長、TDGのラシッド H.デルガド代表らが出席し卒業を祝った。
また、7月1日に完成した女子寮のお披露目式も催され、今夏に入学予定の女子学生15名とともに完成を祝った。
同社グループでは、女性船員が海上・陸上を問わず世界中で活躍しており、多様な人材が活躍できる職場環境整備と人材育成に力を入れている。
性別に関係なく優秀な人材獲得を進めることで、フィリピン人女性船員の養成に寄与し、同国の海事産業の発展に貢献するとしている。
日本郵船/国際海事交流プログラム5年ぶり再開、女子学生も初参加