八潮運輸(埼玉県八潮市)は7月31日、同社では初となる低温倉庫を春日部市で竣工した。
大手食品会社と2022年10月に予約契約を締結し、荷主の希望で春日部エリアで開発するところから進めてきた倉庫。主に乳製品の店舗配送などの配送センター機能を持つ。
新設した倉庫は地上3階建て、ドックシェルター10バースを備えた低温5℃倉庫で、延床面積は3091.09m2。これを1社が利用する。
八潮運輸は、埼玉県草加市や茨城県古河市、千葉県柏市など6か所に賃借している営業倉庫があるが、自社所有の倉庫は春日部が1か所目で、低温倉庫としても初めて。
■倉庫概要
所在地:埼玉県春日部市下柳240-1
敷地面積:3841.41m2
延床面積:3091.09m2
構造:鉄骨造、地上3階建て
主な設備:低温5℃倉庫、エレベーター、垂直搬送機、ドックシェルター10バース
竣工日:2024年7月31日
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