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鈴与/本社エリアの温室効果ガス排出量を実質ゼロに

2024年08月20日/3PL・物流企業

鈴与は、本社エリア(静岡市清水区にある本社および別館)において、使用する全てのエネルギー由来の温室効果ガス排出量を実質ゼロとした。

取り組みにあたっては鈴与商事と協働し、本社エリアで使用する電力について、同社の取次のもと鈴与電力から、太陽光発電設備からのオフサイト PPA(Power Purchase Agreement/電力販売契約)による再生可能エネルギー電力の需給を開始するとともに、太陽光発電設備で賄うことのできない時間帯の消費電力は、その全てを再生可能エネルギー由来の非化石証書を使用した実質再生可能エネルギー電力へ切り替えを行った。

加えて、ビル内の給湯用ガス、営業用の社有車などで使用するガソリン等化石燃料の消費に対しても、鈴与商事を通じ、再生可能エネルギーによる発電を由来とする J-クレジットを購入。これにより、同エリアにおける事業活動に伴う温室効果ガス排出量(Scope1・Scope2 の合計)は実質ゼロとなり「ゼロカーボン」を実現した。削減効果は 484t-CO2(2023年8月期の同社全体の排出量の約2.3%分)となる。

同社は、事業活動を通じ、環境・気候変動分野における温室効果ガス排出量の削減をはじめとする社会課題の解決への取り組みを加速させるため、2024年7月1日付で「サステナビリティ委員会」を設置した。この度の再生可能エネルギーを活用する取り組みは、サステナビリティ委員会の活動の一環として進めており、今後は、物流拠点などにもその活動範囲を拡げていくとしている。

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