長谷工グループは8月30日、東京都羽村市で開発を進めていた「長谷工羽村ロジスティクスセンター」が７月に竣工したと発表した。
＜長谷工羽村ロジスティクスセンター外観＞
＜左から、倉庫内、エントランス、事務所＞
首都圏中央連絡自動車道「青海IC」より約4.3km、国道16号より約1.5kmの距離に位置しており、東名高速道路・関越自動車道・中央自動車道などの主要高速道路を利用して、首都圏だけでなく、広域配送が可能な好立地。1階部分には東西両側に室内トラックバースを設け、荷物用エレベーター・垂直搬送機・ドッグレベラー（各2基）を実装し、幅広い業態に対応できる汎用性のあるスペックを備えている。羽村市周辺エリアで1社での専用利用を可能とした希少な物流施設としている。堅調な需要が見込まれる大都市圏での多様な物流ニーズに応える。
なお、同社は中期経営計画「HASEKO Next Stage Plan」において、「建設事業の領域拡大」を重点戦略の一つと位置付け、非住宅分野での建設受注拡大に取り組んできた。物流施設では、これまでJVによる開発や設計・施工での取組実績を重ねてきたが、単独で事業主体から設計・施工まで一気通貫体制で行ったのは、今回が初となる。
＜位置図＞
■概要
名称：長谷工羽村ロジスティクスセンター
所在地：東京都羽村市緑ヶ丘3-5-4
敷地面積：6507.04m2
延床面積：1万3137.38m2
構造・規模：鉄骨造・地上4階
設計・施工：長谷工コーポレーション
竣工：2024年7月
