ラピュタロボティクスは9月18日、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」が第11回ロボット大賞で日本機械工業連合会会長賞を受賞したと明らかにした。
ロボット大賞とは、経済産業省や日本機械工業連合会などが共催し、将来の市場創出への貢献度や期待度が高いと考えられる優れたロボットを表彰するもの。
＜受賞の様子＞
「ラピュタPA-AMR」は、作業スタッフとロボットが協働でピッキング作業を行う。AIが最短のピッキングルートを作業スタッフに提案し、荷物の搬送代行も担うことで、作業スタッフの歩行距離を削減する。
また、誰でも直感的に使用できるユニバーサルデザインの操作画面で、新人スタッフや日本語が堪能でない海外出身のスタッフでも、習熟したスタッフと同等の生産性を出せる。
こうした特長から、完全自動化ではなくロボットと人間が共存して作業の効率化を低コストで実現するところや、日本の狭い倉庫の通路で細やかに動ける点などが評価された。
ラピュタ／ネスレ日本の物流拠点にピッキングアシストロボット導入
