日鉄興和不動産は9月20日、神奈川県横浜市に「LOGIFRONT横浜鶴見」を竣工したと発表した。施設はダイワコーポレーションが1棟利用する。
施設は、神奈川県道6号大師横浜線(通称:産業道路)沿いに面し、首都高速道路湾岸線「生麦」ICから約900m、首都高速道路「汐入」ICから1.2kmに位置しており、工業専用地域で物流倉庫として優れた操業環境であることなどから、首都圏全体を網羅する拠点として計画された。
また、JR鶴見線「鶴見小野」駅から徒歩6分圏内にあり、隣接住宅エリアからの雇用者確保にも期待できる環境だという。
施設は、車両と歩行者、自転車の出入口を分離し、安全性に配慮した動線計画とした。大型車両はスロープを経由して直接3階へアプローチ可能で、同階層にはトラックバース70台、トラック待機場16台を備える。荷物用エレベーター10台、垂直搬送機4台を配置し、4分割でも利用できる汎用性のある施設計画となっている。
非接触ICカードキーを用いた入退室管理設備、ITVカメラを随所に配置したセキュリティの高さといった機能面も充実。1階共用部には休憩室と喫煙所を2か所、喫煙室付きのドライバー休憩室を配置しており、従業員への快適な就業空間が提供される。
■計画概要
名称:LOGIFRONT横浜鶴見
所在地:神奈川県横浜市鶴見区末広町一丁目1番11
交通:首都高速道路「生麦」IC約900m、首都高速道路「汐入」IC約1.2㎞
敷地面積:2万8819.96m2(8718.03坪)
延床面積:6万2625.55m2(1万8944.22坪)
構造・階数:S造 一部SRC造 一部RC造・スロープ型・4階建
設計・工事監修:日本国土開発
設計・施工:シービーアールイー
着工:2023年4月
竣工:2024年8月
三井不動産、日鉄興和不動産/25.6万m2の物流施設にかける思い