栗林商船が11月8日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高266億1800万円(前年同期比9.8%増)、営業利益13億9800万円(129.1%増)、経常利益16億1000万円(87.5%増)、親会社に帰属する当期純利益9億7900万円(86.1%増)となった。
海運事業の売上高は246億8700万円(10.9%増)、営業費用は235億600万円(6.8%増)で営業損益は11億8100万円だった。
北海道定期航路で各港において効率的なトレーラーの融通を実施し、北海道発のスポット需要や、本州発の雑貨貨物及び商品車両需要を取り込めたことから貨物取扱量が増え、増収・増益。
近海航路においては、三国間定期航路の貨物の取り扱いは台湾出しの貨物は減少するも、ベトナム等東南アジアのスポット貨物の獲得により増収、増益となった。
通期は、売上高510億円(4.3%増)、営業利益18億円(17.4%増)、経常利益24億円(16.4%増)、親会社に帰属する当期純利益14億円(16.4%減)を見込んでいる。
栗林商船 決算/4~6月の売上高は8.6%増、営業利益3.7億円