商船三井と関西電力は11月19日、液化水素運搬船の共同検討に関する覚書を同日締結したと発表した。
液化水素サプライチェーンの構築で重要となる海上輸送に係る検討について、海運会社として発電事業者と覚書を締結する全国初の事例となる。
覚書に基づき、両社は液化水素サプライチェーンにおける最適な船舶や運航、およびその安全性等に関する詳細な調査・検討をする。加えて、液化水素の海上輸送に関連した国際的な法令規制等の分析も実施していく。
両社は、今後、液化水素の海上輸送に関する具体的な検討を進め、水素サプライチェーンの確立とゼロカーボン社会の実現に向けて取り組んでいくとしている。