アサヒロジスティクスは12月10日、アサヒロジスティクスグループでオーストラリアで10月7日から5泊6日で海外研修を行ったと発表した。
同社の海外研修は、選出要件を満たしたサービスドライバー・管理職・間接職などが、海外の物流関連施設や現地の店舗、飲食店などを視察し自分たちの業務に役立つことのできる『気づき』を学ぶことを目的としている。以前は、アメリカでの研修だったが、今回は視察先をオーストラリアに変更して実施した。
第1回オーストラリア研修に選ばれたのは、事務局を含め20名の精鋭。今回より、2021年に同社のグループ会社となったアサヒフレッシュロジから6名が初参加となった。
企業視察では社長も合流し、フードバンク事業を行っているozharvest(オズハーベスト)を視察。オズハーベストでは日々約20台の車両が様々な企業から販売等が出来なくなった食材を自社で回収し、困窮者などへ提供している。
その際にはGPS付き車両や配車運行管理システム、集荷荷物のデータ化など様々なDX化がされていた。また、日本では物流2024年問題がクローズアップされているが、オズハーベストではDXでドライバーの勤怠管理や、残業を発生させない配送管理も徹底されていたとのことだ。
同社もフードバンク活動を物流面で支援しており、食品物流のインフラ企業として、物流を通して社会の役に立てる取り組みを継続していくとしている。
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ギオン、アサヒロジスティクス/両社の40名が参加し人材確保等で勉強会開催